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沈下修正(ちんかしゅうせい)とは

沈下修正(ちんかしゅうせい)とは、地盤沈下によって傾いてしまった建物を、本来の水平な状態に戻す工事です。地震や土砂流出などの自然災害がきっかけで地盤が沈下し、家屋が傾いてしまうことがあります。こういった状況を改善し、建物の安全性と快適な生活環境を取り戻すために行われるのが沈下修正です。

沈下修正が必要な理由

建物が傾くことは見た目だけではなく、実害につながる可能性がある問題です。歪んだ建物は平衡感覚に悪影響を与える可能性があり、建物の歪みをそのままにするとクラック(亀裂)が生じたり、ドアや窓が開きにくくなる・開かなくなるといったトラブルが発生することも考えられます。また、不同沈下(ふどうちんか)と呼ばれる状態は、建物の一部だけが大きく沈下する現象で、建物全体に悪影響を与える原因です。沈下修正は、こうした不同沈下の問題を根本的に解決するために欠かせない対策といえます。

沈下修正が必要なシーン

沈下修正が必要になる状況は、以下のようなケースが該当します。

該当する場合、建物の耐震性や安全性そのものが損なわれている可能性が高く、早急な対応が必要です。

沈下修正だけでは不足となるケースはある?

沈下修正を行っても、すべてのケースで完全に問題が解決されるとは限りません。以下のようなケースでは、追加の対策が必要になることがあります。

地盤沈下が進行中の場合

沈下が続いていると再沈下のリスクがあります。地盤改良を伴う工法を検討しましょう。

地盤が軟弱な場合

地盤改良を伴う工法なら再沈下のリスクが少なくなります。

基礎の種類に制限がある場合

薬液注入工法は、ベタ基礎での施工が前提です。布基礎の場合は耐圧板工法との併用が望ましいとされています。

建物構造に悪影響が出る場合

土台上げ工法では基礎部分がそのまま残るため、建物全体の強度や構造に配慮した対応が必要です。

工法の選定は建物の状態や地盤の性質によって慎重に行う必要があります。

沈下修正の手順

沈下修正は、以下のような流れで進められます。

まずは専門業者による傾きの調査を受け、建物の状態や今後の対策について相談からです。次に、地盤の強度や状態を詳しく調べ、沈下の原因を明らかにします。そして、調査結果をもとに、建物の構造や施工条件に合わせて適切な修正工法を選びます。

主な工法

選定された工法で建物の水平を確認しながら、修正と微調整を進めていきます。工事完了後は、業者により保証が付帯されますが、注意が必要です。工法により、保証されないケースもあるためです。確認を忘れずに行っておきましょう。

沈下修正で建物の安全性を改善しましょう

建物の傾きは、放置しておくと構造の歪みや耐震性の低下を引き起こす深刻な問題に発展します。見た目や快適性の低下だけでなく、健康や資産価値にも関わるため、決して軽視できません。

沈下修正によって、建物の安全性を取り戻すことができるだけでなく、将来的な災害への備えにもなります。日々の生活を安心して送るために、気になる症状が見られた際は、早めに専門業者に相談することをおすすめします。

住宅建築・大型建物・インフラ別に選ぶ! 長崎の地盤調査・改良会社
おすすめ3選

軟弱地盤や災害リスクを抱える土地でも、地盤調査と改良を行うことで、安全で安心な住環境やインフラ整備を実現します。 ここでは、長崎県で地盤調査や改良を行う企業を、「住宅建築」「大型建物の建設」「インフラの地盤改良・補強」に分けておすすめの会社をご紹介します。

住宅建築向け
施工管理の負担を軽減したい
工務店・ハウスメーカー
サキタ技研
サキタ技研

画像引用元:サキタ技研株式会社公式サイト(https://sakita-giken.jp/)

特徴

                     
  • 残土が発生しない「エコジオ工法」を採用することで、残土処分の手間削減・コスト削減に繋がる
  • 粉塵や騒音・振動が少なく、近隣住民に迷惑をかけず施工が可能

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大型建物の建築向け
強固な地盤が求められる
大型マンション建築のビルダー
ワイテック
ワイテック

画像引用元:ワイテック公式HP(https://www.y-tech.biz/)

特徴

  • 深い支持層まで銅管杭を打ち込む「鋼管杭工法」を採用
  • 深層の硬い層まで杭を打ち込むため、高層ビルや商業施設などの重たい建物に適している

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インフラの地盤改良・補強向け
地盤弱体化で改良・補強が
必要になった自治体
アース
アース

画像引用元:アース公式HP(http://erh21.co.jp/)

特徴

  • 粘土、砂質土、礫質土など、様々な種類の地盤に施工が可能な「薬液注入工法」を採用
  • 浸水性を減少させることができる工法なので、雨水や地下水による地盤の弱体化を防ぐことが可能

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