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地震に強い地盤を作れるエコジオ工法とは?

日本は地震の多い国です。住宅や小規模建築物を安心して建てるためには、構造だけでなく、地盤の安定性にも注意が必要です。地震の揺れによって地盤が緩んだり、液状化が発生したりすると、建物の傾きや沈下といった被害が起こることがあります。

こうした地震時のトラブルを未然に防ぐ手段として、注目されているのが「エコジオ工法」です。このページでは、エコジオ工法がなぜ地震に強い地盤改良法として注目されているのか解説していきます。

地震により発生する地盤トラブルとは

地震の揺れによって起こる地盤のトラブルには、さまざまなものがあります。代表的なのは、液状化現象です。地盤が一時的に泥のような状態になり、建物の沈下や傾きが発生するケースです。

また、強い揺れで地盤そのものが緩み、構造物にひび割れやズレが生じることもあります。特に埋立地や水分を多く含む地盤では、こうした影響が出やすい傾向があります。そのため、建物を建てる前には、地盤調査を行い、必要に応じて適切な改良を行うことが大切です。

エコジオ工法とはどのような地盤改良工法か

エコジオ工法は、砕石を地中に詰めて柱状に締め固めることで、地盤を補強する方法です。セメントや化学薬品を使わず、自然素材だけで施工できるのが大きな特長です。

施工の際は、専用機械で地盤を掘りながら砕石を投入し、地中に「砕石パイル」と呼ばれる支持層を形成します。これが地盤をしっかりと締め固めるとともに、排水経路としても機能します。

また、環境への負荷が少ないだけでなく、施工中の騒音や振動が抑えられるため、住宅密集地などでも安心して採用できます。

エコジオ工法が地震対策として選ばれる理由

住宅地や都市部において、エコジオ工法が地震対策として選ばれている背景には、構造的な合理性と現場での実績の両面での信頼性があります。とくに注目されているのが、次の二つの効果です。

1.液状化を抑える「排水性」

エコジオ工法では、砕石を柱状に地中へ打ち込むことで、砕石パイルが形成されます。このパイルには隙間(空隙)があり、地震によって生じた地盤内の間隙水圧(かんげきすいあつ)を効率よく排出する役割を担っています。

液状化は、地中の水分が揺れによって圧力を持ち、砂粒子の間を押し広げて、地盤が泥状になる現象です。砕石パイルの存在により、この水圧の上昇が抑えられ、地盤が液状化しにくい状態に保たれます。

これは「ドレーン効果」とも呼ばれ、従来の柱状改良では対応が難しい部分を補う機能といえます。排水がうまく行われることで、揺れによる土粒子の移動が抑制され、建物の沈下や傾きが起きにくくなるのです。

2.地震の揺れに耐える「柔構造性」

砕石は硬すぎず、適度な弾力性を持つ素材です。この性質により、砕石パイルが地震の揺れを直接的に吸収・分散し、周囲の地盤へ与える影響をやわらげる効果があります。

一般的なコンクリートやセメント固化材とは異なり、砕石は地震の応力(力の集中)を一部受け止めることで、地盤全体にかかる負担を分散する構造となっています。これにより、地震後も地盤の支持力が維持され、建物の安定性が確保されます。

この「柔構造」は、建物の基礎との相性も良く、特に戸建住宅のように局所的な荷重がかかる構造物との親和性が高いという点も評価されています。

3.中長期的な地盤の安定性

エコジオ工法では、中長期的な地盤の安定性セメントなどの化学材料を使わないため、経年劣化や化学反応による強度低下のリスクが少なく、中長期的に安定した地盤性能を保てるのも特徴です。特に、メンテナンスが難しい地盤部分においては、この「変わらない性能」が住宅の長寿命化に寄与します。

4.実地での検証と信頼性

エコジオ工法は、2011年の東日本大震災で被害を受けた千葉県我孫子市の復興事業に採用され、液状化対策として実地で使用された実績があります。砕石による補強体が地震時の水圧上昇を抑制し、液状化被害を低減できる可能性が確認されており、理論に基づくだけでなく現場での有効性も示されています。こうした実地検証に加え、学会発表などの技術的裏付けが、工法としての高い信頼性を支えています。

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エコジオ工法を使用した地盤改良なら「サキタ技研」
サキタ技研株式会社_キャプチャ引用元:サキタ技研株式会社公式サイト(https://sakita-giken.jp/service/)

サキタ技研は、長崎県諫早市に本社を構える地盤改良・地盤調査をおこなっている企業です。全自動機による正確なSWS試験と、自然砕石のみを使用した特許技術「エコジオ工法」を組み合わせた施工を長崎県内で唯一実施(※)。環境への配慮と高品質な施工を両立し、地域の安心・安全な暮らしを支えています。

※:Google検索「地盤調査 長崎」でヒットしたすべてのページのうち、長崎に拠点があり公式HPに地盤調査方法を明記している会社(31社)の中で唯一、SWS試験とエコジオ工法の組み合わせに対応していた会社(2022年7月28日時点の調査)

サキタ技研が対応している地盤改良

サキタ技研は、砕石のみを使用した地盤改良技術「エコジオ工法」を長崎県内で唯一採用しています。専用のEGケーシングで孔壁の崩壊を防ぎながら掘削し、側面から砕石を連続投入して締固めることで、高品質で安定した改良体を形成。セメント系固化剤を一切使用せず、環境と土地の価値を守る地盤改良を実現します。

エコジオ工法の特徴

エコジオ工法は、自然砕石のみを使う環境配慮型の改良工法です。掘削時にEGケーシングを用いることで孔壁崩壊を防ぎ、残土を最小限に抑制。施工管理装置によって締固め圧力を10cm単位でモニタリングでき、誰でも均一な品質で施工可能です。液状化対策や住宅基礎の安定化にも効果を発揮します。

エコジオ工法のメリット

地中に人工物を残さないため、将来の土地売買時にも資産価値を損ねにくいのが大きな魅力です。セメントを使わないため残土処理や粉塵対策の負担がなく、施工現場の環境も良好。従来工法に比べて工期を短縮できるほか、一般社団法人ハウスワランティによる最長35年の地盤保証にも対応しています。

会社名 サキタ技研株式会社
所在地 長崎県諫早市松里町1008番地1
問い合わせ先 0957-42-5766(営業時間:記載なし)
公式サイト https://sakita-giken.jp/
対応エリア 北海道、沖縄、離島を除く日本全国
住宅建築・大型建物・インフラ別に選ぶ! 長崎の地盤調査・改良会社
おすすめ3選

軟弱地盤や災害リスクを抱える土地でも、地盤調査と改良を行うことで、安全で安心な住環境やインフラ整備を実現します。 ここでは、長崎県で地盤調査や改良を行う企業を、「住宅建築」「大型建物の建設」「インフラの地盤改良・補強」に分けておすすめの会社をご紹介します。

住宅建築向け
施工管理の負担を軽減したい
工務店・ハウスメーカー
サキタ技研
サキタ技研

画像引用元:サキタ技研株式会社公式サイト(https://sakita-giken.jp/)

特徴

                     
  • 残土が発生しない「エコジオ工法」を採用することで、残土処分の手間削減・コスト削減に繋がる
  • 粉塵や騒音・振動が少なく、近隣住民に迷惑をかけず施工が可能

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大型建物の建築向け
強固な地盤が求められる
大型マンション建築のビルダー
ワイテック
ワイテック

画像引用元:ワイテック公式HP(https://www.y-tech.biz/)

特徴

  • 深い支持層まで銅管杭を打ち込む「鋼管杭工法」を採用
  • 深層の硬い層まで杭を打ち込むため、高層ビルや商業施設などの重たい建物に適している

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インフラの地盤改良・補強向け
地盤弱体化で改良・補強が
必要になった自治体
アース
アース

画像引用元:アース公式HP(http://erh21.co.jp/)

特徴

  • 粘土、砂質土、礫質土など、様々な種類の地盤に施工が可能な「薬液注入工法」を採用
  • 浸水性を減少させることができる工法なので、雨水や地下水による地盤の弱体化を防ぐことが可能

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