当メディアは、長崎で地盤調査の依頼先を探している建築業界・土木業界の方に向けたメディアです。
長崎で地盤調査から改良工事まで行っている会社の中から住宅建築・大型建物・インフラ別におすすめの会社を紹介しています。
軟弱地盤や災害リスクを抱える土地でも、地盤調査と改良を行うことで、安全で安心な住環境やインフラ整備を実現します。 ここでは、長崎県で地盤調査や改良を行う企業を、「住宅建築」「大型建物の建設」「インフラの地盤改良・補強」に分けておすすめの会社をご紹介します。
画像引用元：サキタ技研株式会社公式サイト（https://sakita-giken.jp/）
特徴
画像引用元：ワイテック公式HP（https://www.y-tech.biz/）
特徴
画像引用元：アース公式HP（http://erh21.co.jp/）
特徴
サキタ技研は全自動の調査機を使用してSWS試験を行っています。全自動の調査機を使用することにより、調査担当者の技術に依存せず、正確かつ均一なデータを測定することが可能です。
また、SWS試験による地盤調査には、一般社団法人ハウスワランティの地盤保証（最長20年）をつけられます。SWS試験のみ依頼する場合は1件あたり33,000円（税込）、SWS試験・地盤解析・地盤保証をセットで依頼する場合は1件あたり66,000円（税込）とリーズナブルです。
エコジオ工法は、環境負荷を最小限に抑えた地盤改良工法です。主に自然由来の砕石を使用するため廃棄物が発生せず、地中にも人工物が残りません。
また、砕石を使った改良は自然の一部として地盤に溶け込み、将来的な環境へのリスクを軽減します。
サキタ技研は、三重大学大学院の酒井俊典教授とエコジオ工法協会主催の尾鍋組によって共同開発されたエコジオ工法を長崎で唯一採用（※1）しています。
従来の砕石パイル工法は掘削した穴の壁面が崩れやすいという課題がありました。
エコジオ法では特許取得済みのEGケーシングを使用（※2）して孔壁崩壊を防ぎながら掘削。ケーシングの側面から連続投入された砕石は、ケーシング内を通って先端から押し出された後に締固められるため、軟弱な土砂が混ざって砕石柱が弱くなることがありません。
サキタ技研の丁寧な対応と
エコジオ工法に惹かれました
こころ工房では、 家の素材だけではなく、地中にも優しいという点が砕石を用いた工法を選ぶ際のポイントの一つでした。安心の自然砕石による工法で将来のこともしっかり考えられていて、コストパフォーマンスもとても良いと思っています。何より、サキタ技研さんの丁寧な作業は見ていて気持ちが良いと施主様からも好評で、とてもうれしい限りです。
代表者の人柄が決め手
とにもかくにも代表者さん自身の人間がいいですよね。
飛び込みで来られたときが、確か2月頃だったかな。まるで濡れた子犬のように、じっと外でわたしのことを待っていてくれたんですよ。ひたすら純粋に、真剣に仕事に対して結果を出そうとする姿って、見ていて嫌な気にはならないですよね。
| 会社名 | サキタ技研株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県諫早市松里町1008番地1 |
| 問い合わせ先 | 0957-46-3566（営業時間：記載なし） |
| 公式サイト | https://sakita-giken.jp/ |
鋼管杭工法は、地盤の深い部分に支持層を確保できるため、地盤の変動や沈下に対して安定した性能を維持します。そのため、マンションなどの大きな荷重を受ける大型建物に適しています。
鋼管杭工法は、鋼管の先端にスパイラルブレードを取り付け、回転させながら地盤の支持層まで杭を深く打ち込みます。これにより、建物の荷重が効率的に地盤に伝達され、高い支持力と持続的な耐久性を実現します。
鋼管杭工法は、表層改良や柱状改良と異なり、地盤を掘り返す必要がなく、効率的に施工が行えます。小型の杭打機を使用するため、大型の重機や広い作業スペースを必要とせず、狭小地でも作業が可能です。このため、特に狭い土地や建物が密集している都市部での施工に適しています。
また、振動や騒音が少ないため、周辺環境への影響も抑えられ、住宅密集地にも適している工法です。
公式サイトで口コミ・評判は見つかりませんでした。
| 会社名 | 株式会社ワイテック |
|---|---|
| 所在地 | 【本社】福岡県福岡市博多区博多駅南2-2-7 Blanc・Style博多2F 【長崎出張所】長崎県長崎市橋口町15-13-302 |
| 問い合わせ先 | 【本社】092-292-1516 【長崎出張所】095-894-8736 |
| 公式サイト | https://www.y-tech.biz/ |
アースでは、地盤に薬液を注入する薬液注入工法によって地盤改良・補強を行っています。この工法は、凝固性を持つ薬液を地盤に注入することで浸水性を低下させることが可能です。また、粘着性を与えることで、地盤の崩壊や湧き水の発生を防ぐ効果もあります。薬液注入工法は、粘土・砂質土・礫質土など、様々な種類の地盤に施工が可能なので道路の地盤改良・補強にも適しています。
アースでは、薬液注入工法以外にも立地条件や自然環境に応じた地盤調査・改良を行っています。道路以外のインフラ設備に関する地盤調査・改良でお悩みの場合は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
公式サイトで口コミ・評判は見つかりませんでした。
| 会社名 | 株式会社アース |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県長崎市小江原5-3-21 |
| 問い合わせ先 | 095-846-0359 |
| 公式サイト | http://erh21.co.jp/ |
Google検索「地盤調査 長崎」でヒットしたすべてのページの中から、長崎に拠点があり公式HPに地盤調査方法を明記している会社（31社）をピックアップして調査を実施（2022/07/28時点）。
上記2つの条件に当てはまる会社を厳選し、対応している地盤調査とセメント系固化剤以外の地盤改良工法を掲載しています。
小規模建築物の地盤調査と言えばSWS試験、中・大規模建築物の地盤調査と言えばボーリング試験を行うのが一般的。
代表的な地盤調査方法の他にも、地盤を傷つけないレイリー波調査、地盤改良後の二次試験として行われることが多い平板載荷試験などがあります。調査の目的や精度、メリット・デメリットがそれぞれ異なるため、違いを知っていきましょう。
その土地の地盤や土の特性を詳しく把握しておくと、高品質で効率の良い工法設計ができます。建物を建てるとき、地盤や土の物性、強度、浸水性などを評価し、地盤の安定性や適切な建設設計を確認するために実施されるのが土質試験です。
孔内水平載荷試験とは、地盤の水平方向の強度を把握するために実施される試験です。地中深くに埋め込んだ杭基礎は、地震によって大きな影響を受ける部分。特に地盤の水平方向の強度に大きく依存するため、地盤を正確に把握しておく必要があります。
地盤が地震に強いかを、高度な震度計を使って測定する調査方法です。地盤の揺れやすさをピンポイントに把握することで、地盤に適した建物の耐震設計に役立ちます。地面に穴をあけずスピーディーに行えることから近年注目されています。
杭工事の安全性を高めるためには複数の箇所でのボーリング調査が望ましいですが、多額のコストを要します。そこで注目されているのがラムサウンディング試験です。試験の概要や調査方法、費用についてまとめました。
地下に隠れている配管、ケーブル、その他の埋設物を特定する「埋設物調査」について解説しているページです。埋設物調査が具体的にどのような現場で活用されていて、どんあ埋設物を特定・撤去できるのか分かりやすく解説しています。
ほとんどの地盤改良工法は、「セメント系」「鋼管杭」「自然素材」のいずれかに分類されます。「セメント系」は、セメント系固化剤を使用する方法。「鋼管杭」は鋼管杭を地盤の支持層まで貫入する方法。「自然素材」は砕石や砂を締固める方法、木杭を貫入する方法などが挙げられます。
建築工事を目的とした地盤改良工事で利用される地盤改良工法を取り上げ、メリット・デメリットをそれぞれ紹介しているので、参考にしてみてください。
建物基礎の下にある軟弱地盤を1～2m程度まで掘り起こし、セメント系固化材を使用して地盤の強度を高め、沈下を抑制する方法です。粉体のセメント系固化剤を敷き詰めて締固める方法と、スラリー化したセメント系固化材を流し固める方法があります。メリットは短工期かつ安価なところ。デメリットは、セメント系固化材（粉体）の飛散、スラリーの固形不良、六価クロムの溶出リスクなどが挙げられます。
【セメント系】浅層混合処理工法の詳細石灰やセメントなどのセメント系固化剤（粉体）を掘削した穴に供給する方法と、スラリー化したセメント系固化材を掘削した穴に流し込む方法があります。短工期かつ安価で、浅層混合処理工法よりも深層まで改良できるのがメリット。デメリットは、セメント系固化材（粉体）の飛散、スラリーの固形不良、六価クロムの溶出リスクなどが挙げられます。
【セメント系】深層混合処理工法の詳細高圧噴射工法は、セメント系固化剤を高圧噴射することで、地盤を掘削しながら、土粒子と固化材を混合して円柱状の改良体をつくる方法です。セメント系固化剤を噴射する「グラウト噴射系」、圧縮空気とセメント系固化剤を同時噴射する「エアー・グラウト噴射系」、超高圧水と圧縮空気、セメント系固化剤を同時噴射する「水・エアー・グラウト噴射系」に分けられます。メリットは狭小地でも作業しやすいところ。デメリットは撹拌のムラができやすい点や、六価クロムの溶出リスクなどが挙げられます。
【セメント系】高圧噴射工法の詳細凝固する性質をもつセメントミルクや粘土、水ガラスや高分子などを地盤に注入して、地盤の強度を高めたり、透水性を下げたりする地盤改良工法です。建築工事で利用されることもありますが、トンネルやダム、河川の土木工事で用いられるケースが多い傾向にあります。狭小地でも施工しやすく、振動・騒音が少ないのがメリット。デメリットは、うまく浸透せず固化不良が起こるケースがあるところ。セメント系の固化剤を注入する場合は六価クロム溶出のリスクも挙げられます。
【セメント系】薬液注入工法の詳細鋼製の杭を支持層となる地盤まで垂直に貫入する方法。適用できる地盤が多いのがメリットで、支持層が深い地盤、硬質地盤、崖地条例や不同沈下を起こした地盤などに対応できます。デメリットは、支持層が深い場合に費用が高額になりやすいところ。また、土地を売る際は、貫入した鋼管杭を地中埋設物として撤去する手間・費用がかかります。
【鋼】鋼管杭工法の詳細自然砕石を締固め、柱状の改良体を造成する方法。砕石を締固める際、周囲の地盤も押し固められるため、支持層が深い地盤において経済設計できます。また、自然素材を使用するため、将来的に改良体を撤去する必要はなく、土地の資産価値を守れるのも魅力です。デメリットは、砕石パイル工法に対応している会社がまだ少ないこと、砕石を締固める際に土砂が混じると砕石柱が弱くなることなどが挙げられます。
【自然素材】
地盤改良による液状化対策は、「締固め工法」「固化工法」「排水工法」の3種に分けられます。
固化工法はセメント系固化剤を使用する方法で、締固め工法も流動性の低いモルタルを使用するケースがあります。六価クロム溶出のリスクを避けたい方は、「自然素材」を使用する地盤改良工法を選びましょう。
各工法のメリットやリスクを取り上げたうえで、液状化対策できるおすすめの地盤改良工法と、その工法に対応している会社をご紹介。長崎で液状化現象が起こる可能性が高いエリアについても解説しています。
地盤調査・改良工事の費用目安、土質に合った改良工事の種類、地盤調査にまつわるトラブル、地盤保証に関する情報など、建築会社が押さえておくべき情報をまとめています。
代表的な地盤調査を例に挙げるとSWS試験は3～5万円、ボーリング試験は25～30万円が目安です。地盤改良工事は、改良する土地の広さ、建築物の間取り、地盤の支持層の深さなど、複数の条件によって費用目安が変動します。
粘性土は粒子同士の間隔が広く、空気や水を含みやすい性質。建物の重量が地耐力を上回ると圧密沈下を引き起こします。
地盤改良が必要な粘性土地盤についてわかりやすく解説しているので参考にしてみてください。
砂質土は粘性土よりも粒子が荒く、水はけが良いのが特徴。圧密沈下はほとんど起こりませんが、地震による衝撃で液状化現象が起こりやすい傾向にあります。
地盤改良が必要な砂質土地盤についてわかりやすく解説しているので参考にしてみてください。
地盤調査会社が調査データを偽造・改ざんしていることに気づかず、そのデータを基に法令違反の設計図を建築士が作成した場合、調査会社だけでなく建築士にも責任が及ぶ可能性があります。
実際にあった地盤調査のデータ偽造・改ざん事例を見ながら、不正な会社を見破る方法を確認していきましょう。
地盤保証制度は、地盤調査・改良工事のトラブルによって不同沈下等の損害が発生した場合に、建築物や地盤の修復費用を保証するものです。建築会社は万が一のトラブルに備えて、地盤保証に加入できるかどうかを確認したうえで、地盤調査・改良工事の依頼先を決定することをおすすめします。
セメント系固化剤には発がん性のある六価クロムが含まれています。セメント系固化材と現場の土を混合撹拌する際、固化剤と土の相性によっては六価クロムが溶出するリスクがあるので注意が必要です。六価クロムの溶出を環境基準値以下に抑えるにはどうすれば良いのか、わかりやすく解説しています。
地盤調査とその判定結果に基づいた改良工事は、建築基準法で義務付けられています。また、品確法にて、住宅の引き渡し日から10年の間に発生した設計・施工による欠陥は、施工業者が責任を負うものと定められているので注意が必要です。
地盤改良工事の工期は、改良工法の種類や改良する土地の規模によって異なります。1日で完了するものもあれば、数日にわたるケースもあるため、工期の違いを知っていきましょう。また改良工事の前後に発生する作業とその工数についても解説しています。
地盤調査報告書にはさまざまな項目が記載されていますが、その中で特に確認しておきたいポイントについて紹介しています。その後の地盤改良工事などにも関わってきますので、どのような項目があるのかをしっかりとチェックしておきましょう。
地盤調査は降水や気温、風などの気候条件に大きく左右されます。雨が降ると地下水位が変動し、調査機器の安定性が低下することがあります。寒冷地では地盤の凍結・融解が調査結果に影響を与え、強風時には測定精度が低下する可能性もあります。
新たに構造物を建てる時や、河川・橋梁・道路工事等の土木工事を施工する場合、地盤の安全性を確かめるために事前に地盤検査を実施します。
構造物の重量に耐えられるか、地震などの災害の際に液状化が発生しないか、構造物の重量で土が移動して陥没や沈下を起こさないか、土質・地質・地下水などの項目を機材を使って調査します。
建設資材の価格高騰が問題となっていますが、生コンクリートもこの2～3年の間に高騰して建設業者や施主に大きな負担を与えています。
この価格上昇の原因は、国際状況も関わっているため深刻です。こちらでは、なぜ生コン価格が急激に上昇したのか、理由を詳しく説明していきます。